優良ファーム紹介

筆者が働いたファーム、コントラクター
Old Sunray Farm in Wamuran(旧サンレイファーム in ワミュラン)
お勧め度: 4.5
概要
以下「」内、2019年2月追記
「現、カブルチャー最大にして、最高のファーム『Queensland Farm Management & Training』の前身。私が働いた2018年がこの旧サンレイファーム最後の年であった。
このファームはもう無い、もしくはオーナーが変わっているようですが、QFMTはこの旧サンレイファームのオーナーが引き継いでいる為、以下の記録と類似点も多いでしょう。是非ご確認ください。」
Caboolture地域三大ファームの一つ。その中でも最も稼げると言われるのがこのサンレイファーム。大型スーパー(coles, woolwothsなど)と取引があるようで、違法な事は行われないように管理されている。Adelaideにも支店があり(Stanthorpeにもあるらしい)、ハイシーズンに合わせて双方を行き来して、年間を通して大金を稼ぐ人も少なくない。Famzで「半年で300万円以上稼げるファーム教えます」で有名な人が実際に働いていた所である。
3~5カ月のプランティングからピッキング初めの期間は、基本的に仕事は午前中で終わる為大金は稼げないが、最低時給以上は期待できる。ハイシーズン、仕事は早朝から暗くなるまで行われ、トップピッカーは週2,000ドル以上を稼ぎ、その他の人も1,000ドルは期待できる。またパッキングは基本的にピッキングとは別の管轄にあるが、そこのトップパッカーはトップピッカーの倍稼ぐらしい(時給換算50ドル)。
Caboolture地域で、唯一プランティングが時給で行われる所とされている。またラビッシュが正常なイチゴと同レートで扱われるのも、ここだけかもしれない。
直接雇用の場合のAccommodationはファームハウスが基本となる為、送迎費がかからずに節約できる。ルールとしてビール禁止とあるが、実際はビールはばれないように多くの人が飲んでいるので、そこまで気にする必要はないかもしれない。
連絡はFacebookのグループで行われるため、Facebookアカウントは必須である。
基本情報
- スーパーアニュエーション……有り
(初めは払われず、コントラクターに連絡すると途中で返信が来なくなったが、オーナーに直接連絡したら総額約1,000ドル(そこから税金を引き、実質約500ドル)が払われた。ファームでは自分から、積極的に動く力が求められる。) - ボーナス……有り
(初めに交わす契約書に詳細が記入されている。自分がこのファームで働き始めてからピッキングした全ての量Kg×4centsの総額。400ドル前後が期待できる。但し、60日間以上、シーズンエンドまで働かなければいけない、などの条件がある) - オーナー……オーストラリア人
- セカンドビザ……デイオフカウントは違法だとされているので行われない。
- ショッピングデー……無料。1週間に2回とされているが不定期。大型バスでCaboolture Shopping Centreまで行く。
- 送迎費(pick up fee)……ファームハウスに住んでいる人は必要無し。
アコモデーション(住居)
- タイプ…ファームハウス
- 場所……347 King Rd, Wamuran QLD 4512
モーレイフィールド駅からバスで約20分 - レント……115ドル/週
- ボンド……115ドル、1week notice
- 収容人数……約40人、基本的に二人一部屋
- 国籍
Caboolture地域では珍しく、2018年5月以降は日本人が半分近くを占めていて、他台湾人、韓国人、ヨーロピアン等。プランティングで時給の時期は、ヨーロピアンの割合はずっと多かったらしい。 - Wi-Fi、電波状況
食堂にWi-Fi有り。弱いがYouTubeだけは問題なく見られる。電波は土地柄弱く、室内からは繋がりづらい。
特筆事項
5月末にはアデレードから移ってくる人が大勢いる為満員に一時近くなるが、セカンド目的の人など出入りはちょくちょくあるので諦めずにトライしたい。また募集が見つからずとも、会社に直接メールなり電話なり入れれば、シェアハウスを紹介してもらえる可能性は高い。
食堂にはソファとテレビがあり、仕事後にくつろげる。台所はレンジなど基本的な物はそろっているが、水道が一つしかないのが欠点である。Wi-Fiはここでしか使えず、また弱すぎてダウンロードが遅い。YouTubeに限ってはスムーズに見られる。
シェアルームは2人一組で、部屋にはバーフリッジと呼ばれる小型の冷蔵庫がある。2段ベッドのマットレスは綺麗だが柵が無いため、落ちたら死ぬかもしれない。その他、タンス、机、冷暖房付きだが、部屋によって故障状態などに若干の差異はある。
酒、タバコが禁止されている理由は、201X年に起こったヨーロピアンによる女性に対する事件が理由のようだ。女性の方は特に、就寝時にドアの鍵をかける事を忘れないように。
2018年、一人の青年が廃材から敷地内にバーベキュー場、バレーボールコート等を作って大勢を楽しませた。
仕事内容

苺の重さは、「ウェイトステーション」と呼ばれる、計りを積んだ移動車によって計算される。最新のIoT技術を用いて、採った量はバーコードによってデータ化され、その場でシステムのデータベースに送られるため、不正ができないようになっている。
- プランティング
時給22.86ドル(当時の法律上の最低賃金)。 - カッティング
不公平にならないよう畝の長さが揃っていない所は時給、それ以外は基本的に歩合。1畝往復で、大体12.5ドル前後。短めなので、1時間で3畝程できる人が多く、時給は30ドル以上が期待できる。その分、午前中で終わったりと、働ける時間は長くはない。 - ピッキング
初めのあまりとれない時期は時給。それ以降は歩合。2018年は4月中旬ごろから時給で始まっていたようで、トロリーによる歩合の初日は5月9日だった。初日のレートは1.8/kgで4時間で約90ドルを稼いだ。ピッキングのレートの算出方法は、トップピッカーが時給換算35ドルになるように基準として調整されるようだ。これは真ん中の人が22.86ドルとして基準になるAshbernファームとは異なり、理論上は全員が最低時給以上を稼ぐことが可能である。 - その他仕事
時給で数人にスプレージョブがあるようだが、毎朝仕事があるかないかも分からずに着替えて現場まで歩いていき、なかったらそのまま返されるという形で、あまり条件が良くはなかったようだ。
ファームハウスを自主的に掃除していた姿がマネージャーの目に留まり、1人クリーニング係に任命された。時給22.86で1日3時間週5日。他の人がピッキング中に掃除するもよし、ピッキングが終わった後に残業的に掃除するもよし。
特筆事項
オーストラリア人スーパーバイザー、ボスなどは仕事に厳しく、少しでも喋ると容赦なくその場で部屋に戻される。それが何度か続くと、クビを言い渡される。ただし人情味があるタイプなので、クビを言い渡されても後日諦めずに謝れば許してくれるかもしれない。怒鳴りまくる日と、ある程度穏やかな日とがあるが、気分次第である。差別的な発言は恐らくないのではないだろうか。仕事以外では、バレーボールコートを買ってやると言ってくれたり、気にかけてくれる。(結局実現することは無かったが…)
他のファームと同様、他スーパーバイザーは韓国人である。
Payslip

5~8月の間で、最も稼げた月のペイスリップの画像。私が退居した9月以降が本格シーズンだったため、残った友人はもう少し稼ぐことができたようだ
この旧サンレイファームのペイスリップは、全て「【ペイスリップ16週分公開】苺ファームのハイシーズンと楽に稼げる時期」で公開しています。
その他補足
給料に関しては基本的に法律に則って行われているが、支払いに間違いがあったり、遅れたりということは毎週の事のようにある。これはオーストラリア、特にファームではあるあるなので、この事でこのファームが悪徳ではないかと心配する必要はない。事務所がファームハウスの隣に併設されているので、そこで伝えることで修正してもらうことができる。しかしそこでも対応がいい加減だと感じてしまうのは、やはりオーストラリアである。
栽培しているイチゴの種類:Confidence, Splendor, OZgem等々
現在、会社名を伏せています
お勧め度: 2
概要
頻繁にFacebookのFamz, 日豪プレスで求人が行われているのを見る。知っている人は知っている、有名なクソファーム(ファームは大体そんなものが多いので、最悪とは言わないでおく)。
はっきりいって、書いてある事は嘘ばかりである。
スーパーバイザー陣と上手くやれれば、男性女性問わず、楽しいファーム生活が送れるかもしれない。
一応セカンドビザは取れるようなので、他にどうしてもファームが見つからなければ、ここに行くのもアリだとは思う。
しかしながら給料に関しては、支払いが遅れる事多々あり。そもそも、支払い額が間違っていることもよくある為、いちいちスーパーバイザーに連絡して訂正させなければいけない。最低賃金以下で働くこともあり。というか、プランティングが雑だったからという理由で、植えた部分を全て歩いて確認するという糞面倒くさい作業をさせられることがあり、それに関しては日本のサビ残と同様、無給である。
このファームの悪事、それに対抗して筆者が苦労した話ここでは書ききれないので、別ページ「【暴露】ファームの悪事まとめ」で大紹介しています。
基本情報
- スーパーアニュエーション……無し
- ボーナス……無し
- オーナー……オーストラリア人という話もあるが、実質は韓国人のようなもの。
- セカンドビザ……一応、取れるようである。
- ショッピングデー……無料。
1週間に1回。車を持っている人に乗せてもらい、Caboolture Shopping Centreまで行く。 - 送迎費(pick up fee)……1回5ドル。
アコモデーション(住居)
- タイプ……シェアハウス
- 場所……Caboolture周辺の住宅街
- レント……シェアハウスによる。大体120ドル/週
- ボンド……シェアハウスによる。大体200ドル、2 weeks notice
- 収容人数……家によるが、基本的にシェアハウス1つに5,6人。1部屋2人が多い。
- 国籍
スーパーバイザーなどは殆ど全て韓国人。そのサポートとして日本人女性。
労働者は日本人と韓国人が同じ位。 - Wi-Fi、電波状況
Caooltureの駅近くの中心街に近いので、電波状況は悪くないところが多い。しかし、Wi-Fiが使える取っておきながら、使えないシェアハウスもあったので、家による。
その他補足
なぜか毎週末にサッカーをやりたがる。
殆どのワーカーは、休日位休みたいし、決してサッカー好きが多いわけではないので、断りたいが、半ば強制参加的に殆どの人が参加する。
私は初日、シェアハウスでの人間関係や環境の変化に疲れ切っていた事から断った。その際スーパーバイザーから「じゃあもうさよならだね。」と言われた。恐らく彼も上から、ハウスメイト全員を連れてくるように言われていたのだろう。
ストロベリーファームの大手会社
カブルチャーに存在する3大合法イチゴファーム。
下記三社ならば大きなハズレはないと言われています。
旧Sunray Farm(サンレイファーム)
筆者が実際に滞在したファーム。
カブルチャーで最高のファームと言われていたが、2018年を最後に閉園し、ここで働いていたオーナー、チームは新たに「 Queensland Farm Management Team」へと移った。
詳しくは上記参照。
Pinata Farm(ピナタファーム)
ファームで10年間働くベトナム人女性は、ピナタファームが一番だと教えてくれた(ただし彼女の父がピナタファームの元コントラクターだった点は考慮の必要あり)。直雇用で働くには車とAccommodationが必要だと言われたが、その後彼女がコントラクターになった時にはアコモデーションも車も用意できると言われた。
Ashbern Farms(アッシュバーンファーム)
ピッキングのレートは、ピッキングの速さが真ん中のピッカーが時給換算22.86ドル(カジュアルワークの最低賃金)で稼げるように設定されるらしい。つまり、半分の人は時給以上稼げ、もう半分の人は時給以下しか稼げないことになる。
ファームで観光客向けに苺狩りをやっていることもあってか、ワーカーに対して怒鳴りつけたりする事はないとの評判を聞く。
その他のファーム
Govinta Farm(ゴヴィンタファーム)
お勧め度: 1
超絶ブラックらしい。評判は非常に悪く、Govintaの名前を聞いただけで行くのを拒否する人がいるくらい有名。
私のファームにもゴヴィンタを辞めてきた人達がいて、送迎の効率が非常に悪い、嘘ばっかりついてくる、仕事がないと散々言っていた。ここを出る時に車を壊してやろうと思ったくらいだったという。
Jessie Farm(ジェシーファーム)
他のファームでWaiting(ウェイティング=待機)している人が、一時的に派遣されるファームとして有名。Sunrayのwaitingの人もここに送られることがあるらしい。
オーナーは東南アジア人。フィールドは広いが、労働人数も多い(100人前後?)為、2018年7月の時期には朝10時~14時の間で終わってしまっていたようだ。レートはその時0.7ドル/kgと悪くなかったが、給料の遅滞はしょっちゅうだったようだ。
I love farm(アイラブファーム)
時給と歩合の合わせ技?
オーマイファーム
Coco Farm
オーストラリア人がスーパーバイザーで、チームで作業を行わなければならず、苗の植え方にも大変厳しいらしい。一方で給料はメートル単位で払われるようで、稼げるようだ。ヘルプに行っていた女性は、初めは植え方に厳しすぎるとして嫌っていたが、後々稼げる、としてお気に入りになっていた。
Morango Strawberryという自分が最初に行っていたコントラクターがここの求人を出していて、ピッキング$4/kgなどとあったが、これは嘘であるとMorangoのスーパーバイザーから聞いた。
S.F. Farm
このファームはオーストラリア人が主にスーパーバイザーとして働いている、純ローカル系のファーム。以前はコーラなどの差し入れがあったようで、評判は良い。休憩時間も法律通りしっかりあるし、勤怠時間もチェックされている。プランティングは2人で行うよう言われる。
Diamond Berries
最初のファームから、スプレージョブ(農薬撒き)の仕事で派遣された所。ベトナム人が家族で経営しているファーム。苺の状態は悪くなく、時給も多めに払ってくれる。
ここのお父さんがピナタファームの元コントラクターだということを、娘さんから教えてもらった。
個人経営のファームなので、派遣でもされない限りまずここで働くことは無いと思うが、このように小規模で良さそうなファームはいくつかある。日本人が個人で経営しているファームもこのすぐ近くにあるらしい。
ファームでは、派遣先などでも色々な人と話して交流を広げ、情報を収集しましょう!
こんにちは。今シドニーワーホリ半年目のSunと申します。
2月からファームを考えているのですが、Queensland Farm Management & Training(旧Sunray)はウェブサイトからアプライして採用されましたか?直接オフィスを訪ねた方が良いなど、Tipsあれば教えていただけますとありがたいです!
返信が遅れて大変申し訳ないです!
ウェブサイトからでも採用されますけど、Facebookか、返事が遅ければ直接電話することをお勧めします!(日本語も対応しているはずです)
Good Luck!